
本日は「黄金の相場学」で有名な若林栄四氏の最新の相場見通しについて、要旨をご紹介します。
<ドル/円> 結論: この3年間(2008年まで)でどこまで円安が行くのかが楽しみ!?
ファンダメンタルズは役に立たないので、テクニカル中心に見ていく。
まず、初めに、現在は「円安」なのか、「円高」なのか?
これは大局的に捉える必要があり、トレンドは長い時間を見ないとわからない。
ドル/円は360円から天底が右肩下がりで推移する趨勢的な「円高」である。
ここには8年サイクルが認められる。この8年サイクルは、Lower-low. Lower-Highというドル安・円高トレンドを形成してきた。
しかし、今回は98年8月のピークから7年弱経過したものの101円までしか下がっておらず、前回安値である80円を割り込んでいない。30年間続いてきた円高のリズムが変わりつつあるということ。
黄金分割では「116」が大きな節となってきた。95年4月から116ヶ月目が2004年12月であり、ドル /円は2005年1月に101.67円の安値をつけている。
そもそも、95年4月の79.75円は日米GDPが円換算で並ぶという異常な円高であり、二度と来ないだろう。(ここで日本の財政のプライマリーバランスに触れ、消費税を14%に引き上げてもバランスは図れないため、かつて米国が行ったようにインフレにするしかないと力説。つまり円の価値を下げること)
これまでの円安ピークは1974年1月の305円―1982年11月の278円―1990年4月の160円―1998年8月の147円であったため、次の8年サイクルでは147円を超えることなる。
海外勢はヘッジなしの対日投資で16兆円買い越している。
これから円安が進展する局面では膨大なヘッジのドル買い・円売りが発生することになるだろう。
また、日本の馬鹿な機関投資家が米国債投資をヘッジ付きで14兆円行っているが、円安が進展すれば鶴の一声でヘッジ外しのドル買い・円売りを迫られることになろう。
ウォーレンバフェットがドル売り戦略をしていたというが、田舎の人間に高度な為替の世界は理解できない。バリュー株だけをやっていればよい。榊原も95円まで円高が行くと言っていたが、そもそも役人は相場を知らないから、今でも円高を唱えている。
昨年は双子の赤字でドル暴落説を唱えたが、今では日経新聞にこうした観測記事が掲載されることは ほとんどなくなった。つまり、双子の赤字は関係ないということ。
<ユーロ/ドル>
結論: ユーロは月足新値16手でバブルであった。 次のサポートは1.15j処!?
<ユーロ/円>
結論: 116‐121円程度までは落ちるだろう
ユーロ/円は1979円12月の285円(マルク換算)を天井に下降トレンドを形成しており、そこから306ヶ月(1ヶ月=0.50円下がる)のレジスタンスが140円台の戻りを抑えている。
相場の基礎を知らない投信がユーロ高に浮かれてノーヘッジのユーロを4兆円も買い越している。
月足新値16手を付けた相場を買う田舎者のウォーレンバフェットも同じ。
さらにユーロ安・円高が進展するとヘッジのユーロ売りが出るから116−121円ぐらいまでは下がるだろう。 但し、ユーロ/円は今年11−12月に62ヶ月のボトムを付けるから、12月に買いたい。
このほかにも多くの相場ネタを話して下さいましたが、ブラックジョークが多く、とても文章として残すことは出来ませんので省略させて頂きました。
尚、添付したチャートは若林氏のチャートとは異なります。沢山のチャート資料を頂きましたが、掲載することは出来ませんのでご了承下さい。
(6月9日 10:30記)
|
ブログ気持玉
クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ