グリーンスパンFRB議長の議会証言待ちで動けず!?
<<
作成日時 : 2005/06/08 16:36
>>
ブログ気持玉 0 /
トラックバック 0 /
コメント 1

本日のマーケットは、明日9日にグリーンスパンFRB議長の議会証言を控えた持ち高調整が主体となり、直近の値動きを修正する地合いとなっている。
ただ、あくまで既存レンジ内での値動きにとどまっており、明確な方向性を打ち出すには至っていない。
市場参加者がグリーンスパンFRB議長の証言に注目する理由は、米金融政策がグローバル・マネーの動向に多大な影響力を持っているからにほかならない。
米金融政策スタンスが緩和バイアスにある局面では、世界的に株価は上昇する傾向にあり、同時にドルの流動性がリスク・マネーを活性化し、ドル安とともに国際商品価格などの上昇を促す。
これとは逆に、引き締めバイアスにある局面では、世界中に拡散したリスク・マネーの収縮により、株価は下落圧力を受けやすく、エマージング・マーケットや国際商品市場にも手仕舞い相場が伝播し、ドル高を促す。
2004年6月のFOMCを起点とする一連の米利上げサイクルは、今年5月で200bpの累積利上げとなり、今月末のFOMCで8回目を迎える。
市場では、ダラス地区連銀フィッシャー総裁がFRBの利上げサイクルは野球でいえば8回の攻防で終盤にあるとの見方を示したことや、最近発表された米経済指標が事前予想を下回るものが多かったことなどから、利上げ休止観測が燻っている。
また、世界的に長期金利が低下基調にあることも米利上げサイクルが終焉に向かっているとの見方を支えており、足下ではエマージング・マーケットへの資金流入も観測されている。
グリーンスパンFRB議長は、市場参加者が9日の議会証言に注目していることは十分承知しており、昨日の講演における長期金利低下に対する市場の反応も分析した上で臨む証言(市場との対話)となるため、重要なメッセージが発せられるものと観測される。
主要通貨取引全般が中段揉み合いから次なる段階に踏み出すきっけとなるかどうか、明日の証言で明確な方向性が導かれることを期待したい。
(6月8日 16:20記)
IMMメキシコペソのファンド筋のネットポジションのグラフを添付していますが、このポジションがショートに転じ始めるときが本格的なドル上昇を促すシグナルとなるかもしれません。
このデータは毎週チェックしていますので、変化がありましたらお知らせいたします。
|
ブログ気持玉
クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ